社会問題

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ニュースの行間を決めつけるな

ニュースはその字面だけではわからないことがある。かといって、何の根拠もないのに思い込みだけでそこを決めつけては真相には迫れない。当たり前の話だが、実際に私たちは報道に対してその分別をつねにわきまえているといえるだろうか。今回はそういう話だ。
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小泉純一郎元総理と三男の関係を責める“からめ手”からの解放

肉親の愛憎や離別などは当事者でなければわからない。これは普通に考えればだれでもわかるだろう。ところが我が国の大衆にはそれがわからない人もいるので注意が必要である。小泉純一郎元首相が絶縁していた三男と「和解」したという話が問題になっている。
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「つぶやき」(ツイッター)をいかなる価値でとらえるか

高岡蒼甫の「韓流批判発言」がネットの話題をさらい、お台場でデモまで行われたのは驚いた。8月7日、お台場に2500人(主催者発表)が集結して「韓流やめろ」の声を上げたという。その前には、北海道にあるホテルの従業員が、櫻井翔の宿泊した部屋の...
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“伊達直人”のランドセル配給は宮本顕治絶賛から?

伊達直人が話題になっているが、『週刊新潮』(2月27日号)でも“タイガーマスク現象”の記事が登場した。同作は名ゼリフと美学を貫く生き方が漫画史に残る名作となったが、原作者は無頼漢といわれた梶原一騎。彼こそ伊達直人だった、という梶原一騎の...
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子ども手当、ホントに要らないの?朝日新聞社が子ども手当の満額支給(月額2万6000円)断念の賛否を尋ねると賛成72%の驚愕

子ども手当、ホントに要らないの?朝日新聞社が2月12、13日の全国世論調査で、子ども手当の満額支給(月額2万6000円)を断念することへの賛否を尋ねたところ、賛成が72%を占め、反対は21%だったと報じている。5人に1人は本当に子ども手当はほしくないのか。
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宜保愛子とは何だったのか

宜保愛子氏や細木数子氏の批判本をプロデュース&執筆してきた人と先週お会いした。亡くなった志水一夫氏が高く評価していた、細木数子批判本の著者である。その方とは現在、オカルト批判とは全く関係ない別の仕事でお付き合いがあるので、その打ち合わせ...
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「ら抜き言葉」問題で「目くじら」乱発

「ら抜き言葉」の記事、コメントが入るだろうと思って書いたが、やはりそうなった。 おかげで外部リンクが増えて、我がサイトの評価も上がり万々歳なのだが、内容的には、興奮だけで罵倒言葉を並べている書き込みも含めて(本当にそういうのが来た...
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アスベストのリスクを明らかにする

アスベスト(石綿)による健康被害が判明している兵庫県尼崎市のクボタ旧神崎工場の元下請け従業員の妻が6年前、石綿が原因とみられる肺がんで死亡。支援団体は同日、クボタに対し、社員の家族に行っている家庭内暴露と同等の補償をするよう要求書を提出...
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統一協会の霊感商法は刑事事件としてどう裁かれるか

統一協会のダミー組織で、印鑑販売の会社「新世」と同社社長および取締役の2名を被告人とする裁判が、東京地裁(秋葉康弘裁判長)で9月10日から始まった。裁判のポイントは信者個人の当事者責任だけでなく、統一協会の使用者責任を刑事で問えるかどうかだ。
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清水由貴子さんの訃報から考えた「人はなぜ淋しくなるのか」

人はなぜ淋しくなるのか、という話である。清水由貴子さん、大原麗子さんと、ここのところ芸能人の「淋しい末路」が報じられている。清水由貴子さんと筆者は、同じ世代で境遇も似ている。彼女や豊川誕などには、言葉には言い表せないが、親近感というか、筆者は何か感じるものがある。