疑似科学

疑似科学

『ガッテン!』のコラーゲン、糖尿病、美肌、血栓に関する虚実

『ガッテン!』といえばNHK水曜ゴールデンタイムの健康情報番組である。しかし、NHKだから、ゴールデンタイムの放送だからといって全面的に信用するのはどうか。今日発売の『週刊文春』(2017年3月16日号)に『NHK「ガッテン!」を信じるな』という記事が。
疑似科学

『ガッテン!』またやった!「睡眠薬で糖尿病治療」再放送を中止

『ガッテン』(NHK)という健康情報番組が、ある睡眠薬を飲むことで糖尿病の治療や予防ができると番組内で明言したことについて番組公式サイト上に謝罪文を掲載。再放送を中止した。この番組は過去にもこうした過ちをやらかしている。
疑似科学

「水素水」をめぐる科学と価値とニセ科学のハザマ

「水素水」が昨今話題になっている。結論から述べると活性水素なるものは科学的に承認されていない疑似科学。科学的根拠があるように喧伝するのならニセ科学である。しかし、だから科学的でないものは全て否定すべきかというとそう単純ではないのだ。
疑似科学

『なぜ疑似科学を信じるのか』(菊池聡著)思考について考える

なぜ疑似科学を信じるのか~思い込みが生み出すニセの科学(菊池聡氏著)という書籍が話題になっている。著者は心理学者の菊池聡氏(信州大学人文学部准教授)。ご本人から献本していただいたことをここにご報告し、あわせて菊池聡氏にお礼申し上げます。
疑似科学

数字は万能か、経験した火災から考える

数字は万能かという話である。さて、昨年5月26日、筆者は火災にあった。現場は住民票もなく登記上はたんなる「本店ではない作業場」なのだが、諸事情で数年前から住まい兼メインの仕事場になっていた。その火災について「数字」をスケプティクスに考えたい。
疑似科学

元オウム幹部、土谷正実被告の死刑判決が確定した。教団幹部には井上嘉浩被告という強い帰依の彼もまた死刑判決を受けている

元オウム幹部、土谷正実被告の死刑判決が確定した。教団幹部には井上嘉浩被告という強い帰依の彼もまた死刑判決を受けている。もちろん、犯した行為の責任は免れないが、まだ教団に対する帰依の心があるのかどうかはその問題とは別に興味深い。
疑似科学

科学知識“だけ”の問題かをスケプティクスに考える

科学知識は、世の中の法則性を明らかにしたり、それをもとに未知のことを予測したりする。ただし、人間が間違うのは、科学知識だけの問題ではない。一見あたり前のことを、改めて論じるのは、時事通信で興味深いニュースが報じられたからだ。
疑似科学

カルト否定派は自分に対するスケプティクスになるべきだ

カルト否定派はどう考えるか?という話である。大槻義彦氏が自分を売り出すのに使ってきた文句は、自分は徒手空拳でオカルトとその信奉者に立ち向かっている、という「弱者」論だ。自分の不都合な人間には「抵抗勢力」というレッテルを貼ってしまう。
疑似科学

「権威」に負けないスケプティクスな懐疑の眼を

「権威」に負けない懐疑の眼を、という話である。具体例は、『日刊ゲンダイ』(2009年6月19日付)の「当事者たちが明かす医療のウラ側」というコラムで、「首都圏の放射線医」が「新薬の治験データは疑問だらけ」と述べている。
疑似科学

疑似科学批判者は自己顕示、自己陶酔の欲求が強い!?

疑似科学批判者は自己顕示、自己陶酔の欲求が強い!?という話である。内容を正確に書かないとクレームが付くのでその学者の実名は書かないが、ある心理学者によると疑似科学は肯定派否定派関係なく自己顕示、自己陶酔の欲求が強いそうだ。